サングラスのエージェント03

闇金の取り立てと聞くと、ウシジマくんのような恐ろしい取り立てや債務者の悲惨な末路を想像する方も多いと思います。

しかし、闇金からお金を借りたことがなければ、本当のところはどうなのか分かりませんよね?

そこで今回は、実話をもとにして闇金の取り立ての手口を解説していきたいと思います。

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闇金の取り立ての実話

私は複数の消費者金融から借り入れをしており、もうどこからも借りられない状況で困り果てていました。

そんな時にネットで金利が異常に低い金融業者の広告を見つけ、藁にもすがる思いで電話を入れたんです。

すると、電話口の男性から事務所の住所を伝えられ、私は教えてもらった事務所へ向かいました。

 

当日の審査はすぐに終わりました。

担当の男性には最初は5万円しか貸せないという話と、返済期日は1週間という話をされて事務所を後にしました。

1週間後に借りたお金を事務所に返済しに行くと、

 

「完済は事前に電話連絡を入れてもらえないとできない、書類にもそう書いてあるだろう」

 

と断られました。

また、翌日も担当者が不在という理由で、借金を完済させてもらえませんでした。

 

さらにその翌日のことです。

お金を借りた業者から、貸した10万円を今日中に返せという催促の電話がかかってきました。

 

「そんなに借りた覚えはないし、期日までにお金を返そうとしたが受け取ってもらえなかった」

 

と反論しましたが、脅し口調で返済を迫ってきたんです。

怖くなった私は友人に頭を下げてお金を借り、仕方なく10万円を返済することに・・・

こんなことになるなら利用しなければ良かったと後悔しましたが、ここからが本当の地獄の始まりでした。

 

10万円を返済して1週間後、借金を完済したはずの業者から「利息の5万円を返せ」という電話がかかってきたんです。

さすがに無茶苦茶過ぎるので、それ以降は業者から電話を無視し続けていたのですが、非通知で何百件もの電話が1日中かかってきたり、会社や実家にも取り立ての電話がいくように。

現住所も借り入れ審査の時に把握されているので、アパートまで業者が取り立てに来るようになりました。

 

また、私が外出していると分かると、アパートの玄関に「金返せ」という張り紙を貼られたり、隣近所に私の借金を肩代わりしろと迫ったこともあったようです。

張り込みしていた業者に見つかった時には、大勢で取り囲まれて暴力を振るわれそうになったこともあります。

 

そして、悪質な取り立てや嫌がらせが原因でノイローゼになってしまった私は、勤めていた会社も辞めて引きこもり状態。

両親に相談した結果、弁護士に依頼して何とか解決することができましたが、取り立てや嫌がらせは両親に相談してから1~2ヶ月は続きました・・・

(30代・男性)

闇金業者の現状

鎖で拘束された男性01

典型的な悪質な取り立て、嫌がらせの実話を持ち出しましたが、現状はこのような取り立てをする闇金業者は少なくなりました。

なぜなら、悪質な取り立てをすれば警察が介入して逮捕される可能性があるから。

 

昔は闇金対策の法律が整備されておらず、紹介した実話のような取り立てが当たり前のようにありましたが、今では闇金業者が警察沙汰になると判断すれば比較的あっさりと回収を諦めます。

たった数十万円を回収するためにリスクを抱え込まなくても、回収できる見込みのある他の債務者からお金を巻き上げた方が安全かつ効率的ですからね。

 

そして、闇金業者に頼ってまでお金を借りたい人たちは、事情があって大手消費者金融や銀行からお金を借りることができない人たちです。

闇金業者もそれを分かっているので、債務者に対して親切に接して信用を獲得し、確実にお金を回収する取り立て方法に切り替えています。

悪質な取り立てをする業者もいる

悩む男性2

とは言え、未だに実話のような悪質な取り立てや嫌がらせをする闇金業者がいるのも事実です。

しかし、違法な取り立ての証拠があれば警察に被害届を受理してもらうことができ、闇金業者に警告を出すなどの対策をしてもらえる可能性があります。

ここからは違法な取り立てを順番にあげていくので、もしあなたが闇金の違法な取り立てに苦しんでいるという場合は、録音するなどの方法で必ず証拠を残しておいてください。

罵声を浴びせる

取り立ての際に罵声を浴びせることは、法律で禁止されています。

借用証書や委任状

借り入れの時に借用証書や委任状を書かされたとしても、闇金業者が法律を無視した金利で営業している以上、そういった書類に法的な効力はありません。

夜中や早朝の電話

実話では取り立ての電話が1日中かかってきたとありますが、現在の法律では21時~8時の間に債務者に電話をかけることは禁止されています。

勤務先への電話

債務者の勤務先へ取り立ての電話をかけることは、法律で禁止されています。

自宅への取り立て

実は、21時~8時以外の時間に自宅へ取り立てに来ること自体は違法ではありません。

しかし、債務者が自宅から出ていってくださいと言えば退去しなければならず、それを無視した場合は違法行為となります。

催促の張り紙を張る

「金返せ」といったような張り紙をアパートに張ったりして、借金をしていることを周りの人間に伝えることは禁止されています。

借金を肩代わりさせようとする

借金の支払い義務があるのは債務者本人と保証人だけなので、関係のない隣近所や家族、友人に借金の肩代わりを要求するのは違法です。

暴力や囲い込み

債務者に対して暴力を振るうのは完全に違法行為ですし、大人数で囲い込むことも禁止されています。