悩むスーツの男性05

闇金で借りパク・借り逃げしたら、本当にウシジマくんで描かれていたような怖い取り立てや嫌がらせがあるのか・・・?

TVや漫画から影響を受ける方は多いと思いますが、実際のところはどうなのか知らない方が多いのではないかと思います。

実は、最近は闇金対策に関する法律が整備されたことにより、悪質な取り立てや嫌がらせをする闇金業者は減ってきたと言われているんです。

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悪質な取り立てが減った理由

闇金対策に関する法律が整備される前は、1件でも借り逃げされたメンツが保てなくなるという理由で悪質な取り立てが行われていました。

しかし、平成15年にヤミ金融対策法が成立してからは悪質な取り立ては規制されており、証拠があれば警察の生活安全課に被害届を受理してもらいやすくなりました。

また、平成20年には闇金から借金をした場合は利息分と元本、利息の全額を損害として請求できるといった最高裁判決も出ています。

 

そして、金融庁の多重債務者相談マニュアル内には、違法な貸付をしている闇金での借金は返す必要がない場合もあるというような内容が記載されているんです。

こういった事情から、悪質な取り立てや嫌がらせをすればすぐ警察や弁護士が出てくるので、闇金業者も昔のような取り立てがしづらくなりました。

借り逃げした場合の闇金側の対応

サングラスのエージェント03

とは言え、全ての闇金業者が悪質な取り立てをしなくなったワケではありません。

一部の闇金業者は、変わらず悪質な取り立てや嫌がらせを続けています。

執拗な催促電話や取り立て

返済期限が過ぎると、携帯電話に非通知の催促電話が1日中かかってきたり、毎日のように担当者が自宅に取り立てに来ます。

催促電話を無視し続けると職場や親族、友人や近所にまでも電話をかけられ、酷い場合は借金を立て替えしろと怒鳴り散らすことも。

実際、借り逃げした本人が知らない間に、親が闇金業者に指定された口座にお金を振り込んでしまったというケースも多いです。

悪質ないたずら

自宅の玄関に催促の張り紙を貼る、ポストに何十枚もの催促状が入れるといったいたずらや、ピザなどの宅配サービスを大量に注文して自宅へ送り届けるといったいたずらをする闇金業者もいます。

また、救急車を呼んだり子供の学校を調べ出して連絡するといった悪質ないたずらをするケースもあるようです。

取り立て・嫌がらせの期間

借り逃げした相手に一切連絡が取れなかったり、悪質ないたずらを繰り返しても一向に反応が無ければ、闇金業者もお金の回収を諦めます。

それまでの期間は1~2ヵ月程度。

というのも、闇金業者にとってはそれ以上の時間と労力を費やしても採算が合いませんし、少額の借金の回収で警察や弁護士が介入してくることを避けたいからです。

 

また、闇金業者も違法な金利で返済が出来なくなって借り逃げすることを、はじめから想定してお金を貸しています。

だから、初めて闇金を利用する人には3万円くらいしか貸しません。

仮に途中で借り逃げされたとしても、借り逃げするまでの間に元金以上の金利を回収できればいいと考えているため、借り逃げしてから一定の期間が過ぎれば新規顧客の開拓を始めるんです。

借り逃げを前提とする借りパク師

1万円札01

最近では、闇金での借金は返済する義務がないという法律を逆手にとって、最初から借り逃げを前提として闇金からお金を借りる借りパク師が存在します。

借りパク師はお金を1度も返さないので、闇金業者側にとっては天敵と言えますね。

詐欺師に対して詐欺を働くというのも皮肉な話ですが・・・借りパク師が使う手口は下記のようなものです。

偽名や虚偽の情報を教える

借りパク師は偽名や虚偽の情報を闇金業者に伝えるので、闇金業者は借りパクされても追跡することができません。

在籍確認をする必要があっても仲間や業者を使って誤魔化したり、免許証を偽造するといったような巧妙な手口で、闇金業者に追跡されないようにします。

また、中にはお金を借りた途端に海外へ逃亡する借りパク師もいるそうです。

プリベイド式の携帯を使う

借りパク師はプリベイド式の携帯を使うことで、借りパク後に闇金からの連絡を絶とうとします。

プリベイド式の携帯を使うと本人特定が難しくなりますし、それに加えて自宅住所や職場情報もデタラメに書かれていれば、闇金業者は取り立てや嫌がらせをすることができません。

簡単な手続きで借金できる業者を狙う

闇金業者の中には、親族・職場の住所や連絡先を教える必要のないところもあります。

借りパク師はそういった簡単な手続きで借金できる業者を狙い、自分以外の人間に連絡がいくことや、自分以外の人間がキッカケで居場所を特定されることを防ぎます。

借りパク師のリスク

フラッシュを浴びる男性01

借りパク師の手口を説明しましたが、闇金業者から借りパクをするとそれ相応のリスクがあります。

まず第一に、最初から返済つもりがないのに借金したり、免許証を偽造するのは立派な詐欺行為です。

そのため、闇金業者に詐欺罪で訴えられる可能性がありますし、危なくなって警察に逃げ込んでも借りパクした方が犯罪者になる可能性があります。

 

次に、もし親族や友人、職場の人間の連絡先がバレてしまった場合、それをキッカケにして被害が広がるだけでなく、人間関係が壊れてしまう可能性があるということ。

そして、借りパクして何らかのトラブルがあった場合に、弁護士や司法書士といった専門家に相談しても対応してくれない可能性がある・・・ということです。

専門家が対応してくれない理由としては、借りパク師は被害者ではありませんし、専門家も詐欺の片棒を担ぐようなことはしたくないから。

 

これらのリスクから考えてみても、闇金から借りパクすることは絶対にやめた方がいいです。