頑張る男性1

ギャンブル依存症を治すための具体的なステップを1から解説していきます。

一般的には重度のギャンブル依存症に陥ると自力での回復は難しいと言われており、独学ではなく専門の治療が必要です。

ギャンブルをする回数を少しずつ減らしていくといった制限を付ける方法も効果がないことが多いので、ギャンブルから完全に縁を切る覚悟ができた人だけ続きを読んで下さい。

症状を把握する

まずは自分の症状を把握することから始めましょう。

と言っても、実はギャンブル依存症当事者は、自分がギャンブル依存症ということを自覚していないことがほとんどなんです。

そのため、自分がギャンブル依存症なのではないかと不安を感じている人はギャンブル依存症ではない、あるいは借金問題や家庭崩壊といった底付き体験をしている人のどちらかです。

 

ざっくりとした基準の一つとして、使ってはいけないお金に手を出したり、借金をしてまでギャンブルをしてしまう場合は重度のギャンブル依存症、そうでない場合は軽度のギャンブル依存症と言えます。

また、自分でも簡単にギャンブル依存症の診断ができるチェックシートもあるので、一度自分で診断してみるといいでしょう。

★ギャンブル依存症のチェックシートはこちらの記事
ギャンブル依存症チェック!大丈夫と思っている人ほど危険かも?!

専門の医療機関への相談と診察

患者を励ます医者1

ギャンブル依存症の診察は一般的に精神科や心療内科で行っていますが、まだまだギャンブル依存症を専門としている医療機関が少ないのが現状です。

ギャンブル依存症を専門としていない医療機関で診察を受けた場合は、ギャンブル依存症とは直接関係のない薬を処方され、それが原因で薬物に依存してしまうといったケースも少なくありません。
(※ギャンブル依存症の治療薬はありません)

そのため、ギャンブル依存症を治すには最寄りの専門の医療機関を見つけ出しておくことが重要です。

★ギャンブル依存症の治療ができる病院一覧はこちら
ギャンブル依存症の治療ができる病院【全国版】

 

ギャンブル依存症の治療ができる病院は上記の記事にまとめてありますが、もしどうしても距離的に行くことが難しいという場合には、精神保健福祉センターに電話相談してみましょう。

★全国の精神保健福祉センター一覧をまとめた記事はこちら
ギャンブル依存症のカウンセリングを受ける前に知っておきたいこと

自助グループへの参加

ミーティングルーム3

専門の医療機関で診察を受けたら、並行してギャンブル依存症の自助グループでの回復プログラムに参加することをオススメします。

★ギャンブル依存症当事者の自助グループ・GAについて
ギャンブル依存症の自助グループGA(ギャンブラーズアノニマス)とは?

自助グループへ通うメリットは、ギャンブル依存症についての知識を深められるのはもちろんですが、同じ悩みを抱える当事者同士の繋がりを持て、仲間と協力してギャンブル依存症の問題に立ち向かうことができること。

ギャンブルの誘惑に負けてしまいそうになった時には「ギャンブルをしたい」と仲間に素直に打ち明けることで、「もう一日だけ頑張ってみようよ」といった励ましの言葉をもらえ、「今日一日だけ頑張ってみよう」、「明日も一日頑張ってみよう」とギャンブルと距離を置くことができるんです。

家族の協力も不可欠

ギャンブル依存症の治療をするにあたっては、当事者だけでなく家族の協力も不可欠です。

実は、ギャンブル依存症問題には共依存という問題が複合しているケースが多く、当事者の家族もギャンブル依存症についての知識をしっかりと身に付けておく必要があります。

ギャンブル依存症当事者の自助グループ・GAがあるように、ギャンブル依存症問題に悩む家族が集まるギャマノンという自助グループがあるので、家族にはギャマノンのミーティングに参加してもらいましょう。

★ギャンブル依存症問題に悩む家族の自助グループ・ギャマノンについて
ギャンブル依存症の自助グループ・ギャマノンとは?

借金問題を解決する

借金完済01

ギャンブル依存症問題には、必ず借金問題がセットでついてきます。

そして、ギャンブルが原因での借金は当事者自身が解決すべきです。

なぜなら、誰かが借金を肩代わりすることで誰かが助けてくれるから大丈夫といった甘えが生まれてまた借金をしてしまったり、借金をしている罪悪感からうつ病といった病気を併発するおそれがあるから。

ギャンブルで膨れ上がった借金を返済していくことには不安を感じると思いますが、債務整理をすれば借金を大幅に減額できる可能性があります。

★債務整理・4種類の手続きについて
ギャンブル依存症と債務整理-あなたのお悩み、解決します-

 

債務整理すると最低5年はカードを作れないといったデメリットがあるものの、ギャンブル依存症当事者にとってはそれ以上借金ができないというのは逆にメリットです。

5年という期間は長く感じるかもしませんが、ギャンブル依存症の治療にはそれ相応の時間が掛かりますし、少しの油断でギャンブルをすればあっという間に再発してしまいます。

そのため、本気でギャンブル依存症を治すのであれば、必要以上のお金を持てない状況を作ることも重要なんです。