女性ニュースキャスター01

カジノ解禁の話題が盛り上がり、ギャンブル依存症対策についての議論も活発化したことで、「ギャンブル依存症問題を考える会」という団体の名を耳にした方は多いと思います。

ギャンブル依存症問題を考える会は、田中紀子さんが代表を務める非営利団体です。

2014年の2月に設立され、ギャンブル依存症に対する啓発活動や情報提供、予防教育を目的にして全国各地で活動を続けています。

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ギャンブル依存症問題を考える会とは?

ギャンブル依存症問題を考える会は、ギャンブル依存症という精神疾患についての啓発活動、自助グループや治療施設への情報提供、そして青少年に対するギャンブル依存症の予防教育を行っています。

ただし、カジノ解禁については賛成、反対いずれの立場も取っておらず、日本には既にギャンブルが存在している、ギャンブル依存症者が536万人もいるという調査を前提として、ギャンブル依存症当事者をどう支援していくかを重視して活動しています。

ギャンブル依存症問題を考える会の代表である田中紀子さんは、現在までに様々なメディアの取材にも応じていますが、取材の中でいくつかのギャンブル依存症対策の例を語っていました。

取材内での対策例

【ギャンブル広告の規制案】
競馬広告のうち3本に1本、5本に1本でもいいので、依存症についての正しい知識や相談窓口などを知らしめる広告を入れなくてはならないなどの規制を作ってはどうか?

また、依存症啓発バージョンのCMを流すなど。

 

【ギャンブル場への入場制限】
本人、家族の自己申告でギャンブル場に入場できないようにする制度の導入。
(※海外では既に効果の高い対策として定着済み)

ギャンブルをする回数や金額を制限するものがあればいいのではないか。

例えば、その月を決まった額を入金して、使い切ってしまうと制限が掛かるカードのようなもの。

 

【年齢制限の厳格化】
タスポのような制度や設備をギャンブルにも導入し、青少年がギャンブルをできないようなシステム作りに取り組むべき。

主な活動内容や実績

セミナーをする男性02

ギャンブル依存症問題を考える会は、支援者の寄付のみで活動資金を賄っています。

そして、直近では下記のような活動を実施(予定含む)しています。

ファミリーダイナミクスプログラム

ギャンブル依存症当事者やアルコール依存症当事者への対応の仕方を変えるキッカケ作りのプログラム。

依存症当事者も参加でき、依存性からの回復プログラムを学べる。

アディクション対策支援者スキルアップ講座

アディクション問題の援助職の方々を対象にした、ギャンブル依存症に焦点をあてて依存症に対する理解と対応についてのスキルアップ講座。

※アディクション問題・・・ギャンブル依存症、アルコール依存症、摂食障害、処方薬や販薬への依存やネット依存、ゲーム依存といった問題。

【ダメ絶対】だけではない依存症予防教室モデル授業

ネット依存、ゲーム依存、スマホ依存、エナジードリンク依存などの依存症予防教育で、子どもたちに何をどんな風に伝えればいいのかを具体的にレクチャーするモデル授業。

気づいていない幸せの気づき方

娘がギャンブルをやめれば幸せ、不登校の息子が学校に行けば幸せといったように人間は外的要因によって幸せを求める傾向がありますが、内的要因によって幸せを見つける方法を実践形式で学ぶことができる。

月例相談会

依存問題を抱える家族に向けた少人数制の相談会。

※月例相談会は完全予約制で見学はできず、依存症問題で困っている家族のみが参加することができる。

代表の田中紀子さんの経歴

↓ギャンブル依存症問題を考える会が提案した映像企画↓

 

ギャンブル依存症問題を考える会の代表である田中紀子さんは、ご自身がギャンブル依存症と診断され、ギャンブル依存症から回復したという過去があるんです。

田中さんは祖父、父がギャンブラーということに加えて、結婚した夫もギャンブラー。

小さな頃からギャンブルに関して抵抗が無かったため、競艇好きの夫と一緒になってギャンブルにのめり込んでいったとのこと。

当時のデートと言えば、麻雀や競馬、競輪、競馬、海外のカジノといったギャンブル三昧で、バカラで5万が80万になったと思えば、翌日にギャンブルで200万負けたこともあるそうです・・・

 

結婚してからもギャンブルを続けて借金を繰り返したそうですが、子供が生まれてからはギャンブルどころではなくなり、当然夫もギャンブルをやめたとばかり思っていたところ、ギャンブルでの夫の借金が新たに判明して奈落に突き落とされたような気がしたと、過去の取材で語っていました。

ただ、それをキッカケにしてギャンブル依存症の診断を受け、そこからギャンブル依存症の自助グループと繋がって4年という歳月をかけてギャンブル依存症から回復できたそうです。

そして、今ではギャンブル依存症問題を考える会の代表として、ギャンブル依存症当事者や家族を支援しているというワケですね。

 

また、ご自身がギャンブル依存症当事者であり、借金問題で人生のドン底を味わった経験があるだけでなく、8年間弁護士事務所でパラリーガルとして債務整理に携わった実績もあるため、ギャンブル依存症当事者や家族にとっては非常に心強いカウンセラーと言えるでしょう。

ギャンブル依存症問題を考える会は電話での相談も受け付けているので、ギャンブルの問題で誰にも相談できずに悩んでいる場合は頼ってみてはどうでしょうか?

★ギャンブル依存症問題を考える会のHPはこちら⇒ギャンブル依存症問題を考える会